イトウと猿払村のご紹介
猿払村〜ホタテ水揚げ量
日本一を誇る国内最北の村
当社がある猿払村は日本最北の村で、カナダのモントリオールとほぼ同じ緯度にあります。オホーツク海に面し、総面積の約8割が山林や原野という、豊かな自然に恵まれた村で、人口は約3千人弱となっています。
この村では水揚げ量日本一を誇るホタテが全国的に有名であるほか、村営牧場を中心とした酪農や林産業も活発で、農・林・水産業それぞれが村を支える大きな柱となっています。特にホタテの美味しさは抜群で、刺し身でも焼いても煮ても絶品。道の駅ではホタテカレーも人気商品となっているほど。こちらのお店で通信販売も行っていますので、ぜひ一度ご賞味下さい。
この村の見どころは何といっても雄大な自然に尽きますが、特に道の駅を中心にサイクリングターミナルやパークゴルフ場、キャンプ場、さるふつ温泉、猿払牧場、旧ソ連船・インディギルカ号遭難者慰霊碑などがある「さるふつ公園」、幻の魚・イトウが棲む猿払川やポロ沼、カムイト沼、エサヌカ原生花園などの自然体感スポットなどがオススメ。冬こそ厳しい風雪にさらされる日もありますが、1年を通じてのんびりできる村なので、ぜひいらっしゃって下さい。
イトウ〜未来の子供たちに
環境の大切さを伝える魚
猿払村のすべての川に生息しているイトウは、日本最大の淡水魚でサケ科イトウ属という、いわゆる鮭の仲間で体長は2メートルになることもあります。環境省レッドデータブックで「絶滅危惧1B」、北海道レッドリストでは「絶滅危惧種」に指定されている希少種の魚で、森林伐採による泥の河川流入や河川の直線化による生息環境の悪化、ダム・落差工など障害物の増加、乱獲などがイトウ減少の原因と言われています。
このイトウとイトウが生息する環境を守るため、2005年4月に発足したのが「猿払イトウの会」で、「永遠(いつ)までも天然のイトウが釣れる川を残そう」をテーマに活動しています。具体的にはイトウと地域のかかわりを考える現地観察会や勉強会、イトウを通じた子供たちへの環境教育、イトウの保護ち釣り場環境の両立などに取り組んできました。
当社もイトウとイトウが生息する環境の大切さを学び、情報発信を行いながら未来の子供たちにイトウと猿払村の自然環境の素晴らしさを伝えるとともに、環境を守る家づくりに取り組んでいきたいと考えています。
▷猿払イトウの会ホームページ https://ameblo.jp/itounokai/
▷猿払イトウ保全協議会 http://www.sarufutsu-icc.gr.jp/