夏の涼しさ、食の豊かさ、自然、景観の魅力、釣りやアウトドアなどに憧れて北海道に移住される方にお勧めの地があります。
日本、そして北海道の中でも最北端の稚内市、そして約50キロ、オホーツク海側にある猿払村です。
稚内の宗谷岬はロシア連邦まで約43キロ。地球最後の氷河期「ウルム氷河期」に形成された宗谷丘陵の絶景、そして8月の平均気温が22℃前後という涼しさは、北海道らしい暮らしを満喫するには最適です。ウニ、イカ、ホッカイシマエビなどの海の幸、山菜の王様とも称されるハマボウフウや、北海道内の山菜好きがこぞって目指すギョウジャニンニクなどもあります。
猿払村は、ホタテの漁獲量日本一で全国有数の高所得村として知られています。ライダーの憧れ「エサヌカ線」や、釣り人の憧れ、幻の魚「イトウ」が生息する川などの魅力もあります。釣りでいえば猿払川、知来別川、猿滑川、鬼志別川などでヤマベやイトウ釣り。海ではカレイ、ソイ、ホッケ釣りなどもできます。
ちなみに小山内建設では、イトウとイトウが生息する環境を守るために活動している「猿払イトウの会」と連携し、河川の遡上障害物の解消などイトウの保護や情報発信に取り組んでいます。
猿払イトウの会ホームページ…https://ameblo.jp/itounokai/
小山内建設にもUターン、移住者がいます
猿払村に移住し、新規就農された〇様。当社で住まいの設計施工を担当させていただきました。
当社の社長、小山内浩一も、20代は札幌で働いていましたが、安心して子育てできる猿払村に家族と一緒にUターンしてきました。
当社の設計者、川口峻は、三重県伊勢市出身ですが、地域おこし協力隊員として猿払村に来て、まちおこしの活動や村民との交流をきっかけに、猿払村への移住・定住を決意し小山内建設に入社。家づくりはもちろんですが、
電線や看板のない直線道路がライダーたちのあこがれにもなっている猿払村道「エサヌカ線」のステッカーや、
「まるごとほたてらぁめん」の開発などでも活躍しています。猿払村、稚内市移住の体験談やポイントも皆さんにお伝え出来ます。
社内の大工、総務のスタッフなども、札幌や旭川、そして道北周辺の地域から、小山内建設に入社し、猿払村や稚内市などで暮らしているスタッフがたくさんいます。
北海道への憧れがあっても、冬の寒さを心配される方もいるかもしれません。しかし現実は、小山内建設の高断熱・高気密住宅に住めば、トイレやお風呂、玄関なども含め、家じゅう暖かく、省エネな暮らしが可能です。
仕事の面では、小山内建設では、総務、設計者、現場監督、大工などの人材を募集しています。人手不足で困っているホタテの加工場や福祉施設、自治体職員などの募集もあります。医療の面では稚内市立病院をはじめとする病院・診療所もあります。
また、北海道では近年、IT化の進展やコロナ対策もあって、仕事は東京、大阪など大都市の会社で働きつつ、日々の暮らしは北海道で、という方も増えています。通勤時間を大幅に削減し、自然豊かな地でアウトドアを満喫する「テレワーク」「2地域居住」などの働き方を実現される方も増えています。
なお、稚内市、猿払村をはじめ、北海道の宗谷総合振興局内の市町村では、その地で住宅を建てたり、改修した方に補助金を用意する自治体もあります。参考までに2021年の各自治体の住宅系補助金を掲載します。
なお、移住者向けの補助金や、移住体験住宅などの用意が別途ある自治体もあります。また、制度が変わる、募集を締め切る、新設されるケースもあります。詳しくは各自治体にお問合せください
宗谷総合振興局内の住宅系補助金一覧
(資料:北海道住宅新聞社 2021年春の調査)
稚内市
改修:耐震改修で工事費20 万円以下は全額、20 万円超200 万円以下は20 万円、200 万円以上は10%、最大30 万円。
猿払村
北方型住宅仕様で持家を建設した場合、村内業者による施工で200万円、村外業者による施工は50 万円。住宅に5 年以上居住することが条件。
改修:①バリアフリー改修と断熱改修は20%、最大50 万円、耐震改修は見積額×20%で上限30 万円。耐震診断費用は全額、最大10 万円。
設備:①太陽光発電は4kW まで7 万円/kW、4 ~ 6kW まで3.5 万円/kW、最大35 万円②省エネ給湯設備は費用の6分の1、最大10 万円③木質系燃料ストーブの購入は費用の2分の1、最大5 万円。
賃貸:床面積30㎡ / 戸以上、省エネ基準適合、1 棟2 戸以上など条件。村内業者による施工は工事費の35%、最大350 万円/ 戸、村外業者による施工は25%、最大250 万円/ 戸。
浜頓別町
町の分譲地1 区画100 坪を3 年間無償で貸付け、この間に新築し居住すると土地を無償譲渡。
中頓別町
新築:固定資産税評価額(150 万円超) に応じて助成。最大240 万円( 家屋評価額750 万円超)。10 年以上居住確約などが条件。町外業者施工は3分の2に減額。
改修:固定資産税評価額(150 万円超) の住宅増改築に最大240 万円( 家屋評価額750 万円超)。10 年以上の居住確約などが条件。町外業者施工は3分の2に減額。
賃貸:1棟4 戸以上、35㎡ /戸以上、省エネ基準適合、高齢者配慮など満たした民間賃貸住宅の新築に、工事費の3分の1以内、最大300 万円/ 戸。
豊富町
新築: 床面積が80㎡以上などが条件。町のサロベツ住宅建設基準を満たす住宅に定額300 万円、一般住宅に同100 万円。
改修: 町内業者による50 万円超の工事に補助。北海道R 住宅への改修が40%以内、最大300万円。耐震改修等が30%以内、最大200 万円、修繕、模様替え、水廻りの更新など一般改修は20%以内、最大100 万円。
賃貸: 空き家( 戸建、店舗併用住宅) を改修して賃貸する場合、所有者に改修費用の5分の1、最大50 万円。共同住宅は対象外。
幌延町
新築:町内業者施工で建設費の20%、最大300 万円。
改修:工事費の最大20%、150 万円(町外業者減額)。中古住宅の取得を伴う場合は、最大250 万円。耐震改修は工事費の2分の1以内、最大100 万円( 高齢者・障害者世帯は工事費の3分の2以内)。耐震診断は最大10 万円。
賃貸:1 棟2 戸以上の長屋または共同住宅の新築で1LDK40㎡以上、2LDK50㎡以上が要件。①町内業者施工は工事費の30%。最大1LDK200 万円/戸、2LDK 以上300 万円/ 戸②町外業者は20%、1LDK130 万円/ 戸、2LDK 以上200 万円/ 戸。賃貸改修:2 階建て以下の共同住宅で最大100 万円。
礼文町
新築:子育て世代向けで①所有者が45 歳以下② 18 歳以下の子供(就職または高校卒業は除く)③ 3 年以上居住などが条件で建設費の10%、最大200 万円。移住・定住用に新築する場合、建築費の10%、最大100万円。65 歳以上か高校生以下の子供と同居する場合は30 万円加算し、最大130 万円。土砂災害特別警戒区域内で擁壁等の構造規定を満たす
施工を行った場合、最大200 万円。
改修:住宅の増改築で、①所有者が45 歳以下② 18 歳以下の子供(就職または高校卒業は除く)③ 3 年以上居住などが条件で費用の10%、最大200 万円。移住定住用に増改築する場合、費用の10%、最大100 万円。
賃貸:1棟4戸以上の賃貸住宅建設費用を助成。1LDK(40㎡以上) 最大250 万円/ 戸、2LDK 以上(50㎡以上) 最大350 万円/ 戸。土砂災害特別警戒区域内は最大50 万円加算。
ぜひ、北海道の最北端、稚内や猿払村への移住、小山内建設にもご相談ください。土地探し、地域とのご縁づくり、暮らしのご相談、家づくり、補助金活用などのサポートのサポートをさせていただきます。